入学式と北図書館

立花西小学校の入学式に参列しました。

校長先生が定年退職され、教頭先生が校長に。

校長先生のお話は、昨年の校長先生が話された「3つの玉」の話。

こうして、先生方が大切にされている想いが、わかりやすい話で毎年新入生に引き継がれているのだなあと思いました。

「3つの玉」―ほかの動物にはないものを与えられたのが人間。

「がまん玉」「しんせつ玉」「みつけ玉」をみんなが持っていること。

私には、いま、「がまん玉」が必要なのだと考えながら聞きました。

新入生のおばあちゃまとお母様に声をかけていただきました。

ほんとうにうれしそうな笑顔でした。

誰もみな、ひとそれぞれに子育ての苦労があり、これでいいのか、この子はこれで幸せなのか、一生懸命考え、悩み・・・

それでも、義務教育の入り口にまでやってきた、子どもも自分も成長している、進化し続けていると思う余裕があの頃の私にはあっただろうか、と考えながら北図書館の前をとおりすぎ、ふと気がついて引き返しました。

4月1日から指定管理者制度が導入され、図書流通センター(TRC)が指定管理者になって運営が始まっています。

何か変わったかな、どう変わったかなと入館しました。

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はいってすぐに、ぱっと眼に入ったのが「ようこそ 尼崎市立北図書館へ」

意を凝らしたオブジェに感心して見入っていました。

すると声をかけられたのです。

「いかかですか? なにかお探しですか?」と。

私は指定管理者の運営になり、どうなったかなと思って・・・自分も女性センターの指定管理者として最初5年足らず働いたので・・・などを話しTRCの方ですか?と尋ねました。

その方は7年前からここで働いていた・・・と。

そして、お待ちくださいと場を離れられ、TRCから来ている館長さんが出てこられました。

そして、また、偶然にも、来館されていたTRCの社長(女性)ともお会いすることができました。

議員としてというよりも、指定管理者として共通する場にいて、それも全国各地ですでに図書館の運営をしておられる会社の経営者と会えたことはラッキーでした。

真の市民サービスの向上をめざして、経費削減ということも、意欲と熱意で懸命に工夫して運営していた、あの指定管理者時代をふりかえり、元気がでた1日でした。


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