国際フォーラムに参加

朝、尼崎を起ち、東京に向かいました。

のぞみ車内からの富士山、こんなにはっきりときれいにみえました。

20091121_01.jpg20091121_02.jpg

向かったところはJR田町駅近くの「女性と仕事の未来館」。

パープルリボンプロジェクト 性暴力根絶に向けた先進的法制度を学ぶ」に参加しました。

主催者である「全国女性シェルターネット」からスウェーデンの視察報告があり、シンポジウムは2時から開催されました。

千葉景子法務大臣が冒頭参加され挨拶をされ、DV防止法制定には、女性議員が党をこえて取り組んだことを語られました。

20091121_03.jpg消費者及び食品安全、少子化対策、男女共同参画を担当する内閣府特命担当大臣の福島みずほさんもかけつけられ、これからのDVなど女性への暴力防止や男女共同参画社会づくりについて力強く語られました。

11月25日(水)16時40分から24時まで、東京タワーが紫色に点灯されるそうです。

DV被害者支援のイメージカラーのパープルが初めて東京タワーに点灯されることで、より多くの人の理解や防止への取り組みにつながるようにとのことでした。

また12月19日に内閣府で「女性首長会議」を開催される予定であること。

知事3人、市長15人など合わせて27人の女性の首長が現職としておられるが、まだまだ非常に少ない状況であることで、少子化や男女共同参画について、直接意見を交換したいとのことでした。

発表されたばかりですから、すでに公務などが入っておられるかもしれません。

そうでなければ、尼崎市の白井市長もぜひ参加されますように。

DVやセクハラ、虐待、わいせつ行為などの暴力をうけた被害者に対して、その原因は被害者にあるとされるという偏見がまだ強く、そのため、被害者が相談しにくい、社会に訴えにくい実態があります。

性暴力を受けた被害者支援を行う公共の機関は少なく、女性たちを中心とした民間のNPOやグループが一生懸命に被害者をサポートしたいボランティアとして取り組んでおられます被害者支援のための財源は加害者から徴収するというスウェーデン、女性が性暴力の被害者になった事件によって国民の意識が高まった韓国の事例などを学び、まず私たちの身近な暮らしの中で、市政の中でどんな取り組みが有効で、どうやって取り組みを加速できるかと考えながら帰途につきました。


ページのトップに戻る