地域の子育て支援の拠点

20091213_01.jpgNPO法人子育てひろば全国連絡協議会主催の「みんなで創ろう地域子育て支援拠点~協働で描く兵庫の子育て未来プラン~」に参加しました。

午前は厚生労働省少子対策企画室長、兵庫県清原桂子理事、神戸大学大学院伊藤篤教授の報告や講演があり、私は午後の分科会、前大会、交流会に参加しました。

後援している尼崎市も白井市長、こども青少年局長、こども家庭支援課長が参加されていました。

市長は午前午後とも会場を回られ、他市他府県からの参加者が、いままで開催したどこの市よりも行政の関心が高くてうれしいという声をたくさん聞きました。

参加した第2分科会は「地域資源の発掘と子育て支援拠点の充実~企業や地元商店街・学校などとの連携事例から学ぶ」がテーマで、西宮ガーデンズのデパートでのスペースづくり、絵本のよみきかせやベビーマッサージ、お父さんを子育てにまきこむしかけなどなどの発表がありました。

また、あまがさきキッズサポーターズのびのびステーション代表は、こどもを連れてやってくるお母さんたちを温かく迎え、声をかけながら、そして杭瀬商店街と共同でスタンプラリーを行うという取り組みを話されました。

豊岡市の子育てセンターが小学校、中学校、老人ホーム、短期大学などとのつながりの成果の発表がありました。

地域で、在家庭のおかあさんと子どもの居場所をつくる取り組みを、全国のNPOや団体が協働して取り組んでいる実践例をたくさん聞くことができ、また参加できなかった分科会の様子、そのエキスを全体会で共有できて有意義な会でした。

専業主婦で、昼間ひとりで赤ちゃんといっしょにすごすとき、その幸せや喜びももちろんですが、あっというまに時間が流れることの焦り、社会と遮断されているような孤独感を、私は第1子が乳児の時に感じていました。

まずは目の前のお母さん、お父さんを応援しようとできることから始めておられる団体がたくさん集まって、課題を共有しながら研さんしておられる方たちの活動を知り、これからの子育て支援のあり方をもっともっと考えようと思いました。


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