文教委員会行政視察3日目 横須賀市

20091016_01.jpg横須賀市立横浜総合高校を視察しました。

平成15年に開校しただけあって、新しい白亜の美術館のような外観や内部です。

単位制で、学年の区分ではなくく、生徒自身が自分で時間割をつくり、単位をとって卒業するしくみです。

また、「総合学科」というのは、普通科目と専門科目の中から一定の系統性を持ちながら、数多くの多様な選択科目があって、生徒の能力や適性、何より、興味・関心などから自分の進路を見極めていけるものだと思っていますが、必履修科目、原則履修科目、選択科目の豊富さには驚きました。

時事英語やフランス語、プログラミングやネットワークシステム、原価計算、マーケティング、秘書実務、デザイン史、木工デザイン、自動車工学、基礎介護、人体の構造と機能、気象と天気予報、邦楽、創作書道・・・
なんとたくさんの選択肢があることか。

そして、施設もアリーナ、ホール、図書館、食堂、ラウンジ、福祉室、ビオトープ、CAD室・・・
目を見張るものが多かったです。

なかでも「ホームベイ」という聴きなれないスペースは、授業に合わせて生徒が移動することがほとんどなので、個々の大型ロッカーがおかれています。

3校(普通高校、工業高校、商業高校)の対等な統合をめざしたこと、時代のニーズにあうようにと、考えられたことがこの総合高校の誕生につながったことを教頭先生の説明で知りました。

教育基本計画とアクションプランの資料をいただいて持ち帰り、読みました。

尼崎市も双星高校邂逅のための建設準備が始まっています。

施設の新しさ、すごさを誇るのではなく、先生どうしや生徒どうしのコミュニケーションがとれ、生徒自身が未来を拓けるような学校にするには、議員としてはどうしたらよいのかと、考えました


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