塚口にあるあゆみのいえは宅幼老所。
高齢者のデイケアセンターと幼児の保育園が一体となったところです。
今日は卒園式にお招きいただきました。
ごらんのように手作りの温かい式。5人の卒園児、2人の在園児、そして高齢者の方がたが、笑顔で見守っておられます。
みなさんお行儀よく座り、一人ひとり卒園証書や高齢者がつくられたフォトフレームなどをうけとり、高齢者のみなさんにお花を渡し・・・
温かい、いい式でした。
保護者のみなさんが、それぞれ、近くの保育園に入れない、子どもの個性が同じ年の子どもたち大勢といっしょでは難しいなど、困難をかかえておられたことから、この高齢者とともに育つ園を選ばれたその思いを語られました。
これが私にはもっとも印象に残りました。
一人ひとりに、その場にいる意味があり、その過程にはたくさんの涙と喜びがあるのだと改めて思いました。
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午後に、ベイコム総合記念体育館で開催されている「ロボカップジュニアジャパンオープン2012尼崎」を観戦しました。
ダンス、レスキュー、サッカーの3部門にわかれ、各グループが予選をおこなっています。
男子生徒ばかりで、私の目では、女子の参加者はみつけることができませんでした。
中高生の女子はロボットには興味がないのかという問いに、私は、女の子がメカに興味がないのではなく、興味を持たせるような働きかけが育ちの過程(家庭などで)でなされないからではないか、男の子にはロボットや野球サッカー用品、女の子にはぬいぐるみに着せ替え人形、おままごとセットという与え方になっていることも原因ではないかと答えました。
といっても、だんだんとオリンピック選手、ワールドカップのサッカー選手、宇宙飛行士の女性など、理系とスポーツの女性の活躍が増えてきているのも事実ですから、性別にかかわらず、ほんとうに好きなこと、やりたいことが、自由に選べるようになりつつあると思いました。