尼宝線土手

犬が尼宝線の下の草地を歩くのが好きで、毎朝、そこにいきます。

今日見つけたのは

背丈がわずか5cmの黄色い水仙。

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コンクリートの割れ目に咲いているすみれ。(と思う)

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そしてもう成長してしまっているつくし。

20100314_01.jpgつくしというと、必ず思い出すのがもう十数年前、息子が小学校3年生の春のこと、大阪市から三田市に転居したばかり、1週間もたっていない4月のはじめの頃でした。

自転車の前かごいっぱいに、この写真のつくしよりもっともっと成長して先が開ききったつくしを山ほど積んで、意気揚々と帰って来ました。

「おかあさん、おばあちゃんちで食べたやろ?こんなにいっぱいあったわ、○○くんといっしょに採ったわ、とってもとっても、とりきれんかったわ」

ああ、なんと言おうかと思いながらつい、「これはもう食べられんのよ」と言ってしまった時の彼の落胆の表情。

何と言えばよかったのか…「ありがとう」と言って、こっそり捨てて、
「留守にお母さんだけで食べつくしたわ、ごめんねー、おいしかった」というべきだったか。
今もつくしを見ると思います。

あのつくしは、庭に埋めたような記憶がありますが。


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