2022年3月25日(金)議会閉会

今日2022年3月25日(金)議会閉会。

まず、さかのぼって、23日の意見表明について/これは会派の人数の大小問わず、20分間以内でというきまりです。

会派としての意見であるべきですが、今回は個として自由にさせてもらいました。

概要は

① 陽性者の入院基準に医療的側面だけでなく、福祉的側面を。

② 市民に直接対面する中で、市職員、教員の心労、疲弊。疲弊した職員や教職員のメンタルケアは当然で、さらに組織として何をするかということが問われている。

③ カスタマーハラスメントシンポジウム(オンライン)心理学にみるカスタマーハラスメント 基調講演 桐生正幸教授/教育現場のカスタマーハラスメント 福田晴一さん…従業員と企業の認識の違いは、市職員と幹部の認識の違いであり、また教職員と校長あるいは教育委員会の認識の違い/教職員への保護者・地域からの理不尽な要求の増加は病気休業の教員が増加する一因

④  仲間や友達である校内等の児童生徒に対し、説明のつかないたぐいの不快感、敵意、憎しみや嫌悪の情をもち、いじめと呼ばれる加害行為につながったことや、負の感情が自分自身に向かってしまうということ。学校現場の課題をおざなりにせず、検証を。

⑤ 「全日本柔道連盟」全国大会廃止の理由。「行き過ぎた勝利至上主義が散見される」。変化。 公立学校の部活動も、この変化を先取りできるのではなかったか。「体罰や暴言もある厳しい指導があったから、今の自分がある」というのは、挫折しなかったからいえること、取り返しのつかない心身の傷を負わなかったからいえること。部活の成績ばかりではなく、学業や人間性の成長を応援したい。

⑥ 市立尼崎高校の大学等の進学状況。国公立大学合格者30名(うち神戸大が2名)、私立大学が768名、うち関関同立102名。学校生活の3分の2がコロナ禍、進学を先生方の指導のもと、しっかりと学び、入学試験にチャレンジ、結果を出した

⑦ こども医療費の助成の拡充を評価。国がすべきこととして、国への要望を続けること。

⑧ 男女共同参画社会基本法、基本法までを作ったその背景と、SDGsの目標の一つ、ジェンダー平等への理解を進める取り組みには、地域ごとの学びの場も必要では。

⑨ 指定管理者制度導入-今、目的施設の指定管理者と市―対等なパートナーシップは構築されているか。「下請けでもない対等な関係、施設が指定管理団体の「われらが館」になるのでもない」視点での検証。内外からプラスの評価はたくさんあったが、「市民サービスの経験を積んでいない者が、いきなり公設の目的施設の長になる力があるのか」。指定管理者の選定に応募するときに提示した人権費のその額が、「大きく市職員と差がある(低い)、のは、女性の人権、自立と社会参加を推進する目的施設にふさわしくない」当時の「負」の評価について、指定管理者制度導入施設や導入予定施設所管課や、協働の部署において、今、どのように考えているか。

⑩ 外部登用、市長が任命した理事、顧問らは働き心地のよい市役所だと思っていたか、存在意義を見失うことがない働き方ができているか。市長がめざす組織のあり方と、外部人材登用の利点について共有していただきたい。

⑪ 女性の幹部、管理職の外部登用。係長、課長の比率は増えたが、理事者には少ない

⑫ 生駒市の外部登用事例 教育改革を担うプロの人材を公募で登用し、小中学校の先生の「伴走者」。広島県の平川理恵教育長も、横浜市の公募で中学校校長へ、広島県知事によって、県教育長に任命。外部登用については、ぜひ、研究を。

⑬ シティプロモーション。ブランドブックと開催中のあまがさきアートストロールの評価。*一穂ミチ連作短編小説集 「砂嵐に星屑」での尼崎の描かれ方の評価と観光振興や広報での活用。

⑭ 気仙沼市への市職員、技術職の人材の長期派遣が、今年度で終了。「支援をするということは受援の方策を学ぶこと」気仙沼市と尼崎市の職員どうしの交流が続いている。新規採用職員など長期派遣の職員の苦労や、達成感などを共有できるように。

⑮ どの施策においても、人権尊重とダイバーシティ推進を念頭において、より暮らしやすく、住み続けたい尼崎のまちのために、さらにご尽力いただきたい。

以上


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