18時からトレピエで、男女共同参画審議会第1回部会が開催され、傍聴に行きました。
審議会の中のこの部会はメンバーは7人。
座長(大学教授)、弁護士、大学教授2人、女性団体協議会会長、市民公募委員。
大学教授のお二人(男性)が欠席で、全員が女性という会議になりました。
傍聴者3人も全員女性、事務局(担当課と女性センター所長)と関係課に男性が4人。
会場では珍しく、女性比率の非常に高い会議となりました。
市の第二次男女共同参画計画、第一次男女共同参画計画の進捗状況、DV防止対策基本計画の骨子について、2時間の議論。
尼崎市は条例ができて7年になろうとしており、その策定の時から委員を務めておられた座長が「尼崎のまちを歩くとき、市民の皆さんの幸せな暮らしにつながっているはずの条例策定に携わったものとして、皆さんが幸せでなかったら申し訳ない、という気持ちになる、だからこの部会の会長を引き受けることも自分としては当然すべきことである・・・」という趣旨の発言を冒頭にされました。
2004年7月から始まった尼崎市男女共同参画社会づくり条例策定委員会。
当時、女性センターの所長であった私は事務局のメンバーとして参加していましたが、学識、地域団体、そして市民委員を含めた委員のみなさんの熱心な討議、そしてその前の年から、市民ワークショップを開くなどの取組をして、白井市長の公約でもあった条例策定に向けて取り組まれた当時の事務局・担当課のみなさんのご尽力を思い出しました。
進捗状況で、市内の学校の性別ではわけない名簿(男女混合名簿)の導入校が増え、実施していないのは、小学校1校のみとなりました。
幼稚園18園、中学校20校、高校6校の100パーセントが実施、小学校43校のうち42校が実施です。
第一次計画策定のころから、委員の中で、なぜ同じ市内で同じ教育を受ける児童・生徒が、異なる学校文化で学ぶことになっているのか?という疑問の声が寄せられていました。
当時の市民公募委員だった方に、あと1校だとお知らせしようと思います。