議会は閉会しました。
5つの常任委員会の委員長によって、委員会に付託された案件について審議の概要と、原案が可決されたことが報告されました。
その後、議員全員で承認・可決かどうかを起立採決を行いました。
報告どおりに可決されました。
陳情については、委員会の決定の通り、採択か、または、閉会中に継続審議かについても異議なしとなりました。
続いて、稲村市長が退任する副市長の後任に前企画財務局長が選任、同じく固定資産評価委員の選任について、賛同を求め、それぞれについて、議員も同意しました。
新副市長に選任された岩田副市長の挨拶があり、また退任される江川副市長のご挨拶がありました。
前者は、厳しい財政の克服など、稲村市政が担う役割は非常に大きい、微力であるが、市長を補佐し、全力で仕事に尽くしたいとのご挨拶でした。
また、下記、4つの意見書を採択いたしました。
それぞれ、総理や関係大臣に郵送されます。
- ・米軍普天間飛行場の移設問題に関する意見書
・容器包装リサイクル法の見直しに関する意見書
・環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉参加への慎重な対応に関する意見書
・原子力発電に依存しないエネルギー政策への転換に関する意見書
議会運営委員会の選任、正副委員長の選任が認められ、退任される江川副市長が、昭和45年入所からの公務員としての生活をふぐりかえり、多くの方に感謝の言葉が述べられました。
自分なりに誠心誠意つくしてきた、大きな変革期にある尼崎がこの難局を乗り切り、発展していくと確信しているとのご挨拶をされました。
そして、6月議会は閉会。
これから役選にはいり、会派代表者会議が繰り返し開かれて、議長、副議長ほかの「役」や審議会などの議員選出が、議場外で進んでいくのです。