数日前に気仙沼からはがきが届きました。
市職員の方に教えていただき、その後ネットで復興の情報をずっと読んでいた斉吉商店が阪急百貨店うめだ本店に20日まで出店するというものです。
そこで、応援にと、うめだ阪急地下1階にでかけました。
東北応援のフードイベントです。
気仙沼から来られるのだし、ご案内もいただいたんだから、と、応援のつもりでやってきましたが、長蛇の列。
昨日までの3日間、売り切れ続きという大人気でした。
ネットでいつも拝見している斎藤和枝さんとお話しすることもできました。3人の女性のスタッフとともに、お客様一人ひとりに丁寧にお礼を言いながら、手際良く、「金のさんま」、そして、「芽かぶどんぶり」を包んでおられます。
「金のさんま」のたれは、人命の次の非常持ち出しとして、いつも備えておられたそうです。
もちだしたものの、車は津波に襲われ、なんとかスタッフは自力で車からはい出し、助かったそうですが、そのたれを探しに4日目、お二人の職員ががれきのまちに出かけ、リュックに入ったままのたれを探し出してこられたというものです。
また、石渡商店も出店されていました。
ここのふかひれスープ(レトルト)は、気仙沼市役所の売店で買ったこともあります。
どちらも、商品はもちろん、お店の皆さんが気仙沼からこうしてやってきて、元気に梅田で働いておられる姿をみたことがなにより、私たちの元気につながったと思いました。