2020年2月27日(木)文教委員会が開会

2月27日(木)10時から文教委員会が開会。

議案は、条例改正と廃止が3案(議案第27,28,29号)、教育費の補正予算(第15号)
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追加議案 教育費の追加議案(50号)
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所管事務調査が2件出されました。

須田和は、「教員による児童への性的わいせつ事件後の、学校及び教育委員会の対応について」

① 被害児童や同級生たちに対するスクールカウンセラーの配置、利用状況等
② 当該の学級、学年のその後の状態等
③ 保護者への説明等
を通告し、冒頭に「学校名が特定されないよう、また、それによって、関係者にさらなる苦痛等がもたらされることのないよう、配慮しての発言をさせていただきます。よってここでは、年月日や事件発生場所などには言及いたしません。あくまでも事件後の状況を知るための調査でございます。当局もご配慮をよろしくお願い申し上げます。」と伝えました。

答弁要旨:スクールカウンセラーは26回のべ29人。児童・職員・保護者合わせて249名に対応、落ち着かない、動揺が見られたが、校長始め、全校職員で当たる、学級も複数の教員が指導、指導主事も定期的に訪問。保護者へは事件直後の説明会だけでなく、懇談会を開き、保護者の参観はいつでもできる。保護者向けの学級通信も発行。

最後に、性暴力被害者相談支援センターの専門家にアクセスし、アドバイスを求めたら、また、性の教育と、自分を尊重し、他者も尊重する自尊感情を高めることなどについて求めました。各教科を通じて人権教育を行うなどの答弁でした。

もう一つの所管事務調査は高校でのいじめ事件で、今朝、毎日新聞に記事が出て知ったものが、所管事務調査として出され、NHK社の取材カメラが委員会室に入っていました。

いじめられた生徒は不登校、この間、部活顧問・副顧問への訴え、保護者からの訴え、保護者から教育委員会への訴えなど日時が、保護者から相談を受けた委員によって、委員会で発表されました。この件、私は委員会の席で、初めて聞いたことで、メモも取りましたが、分量がとても多く、正確に伝えられない懸念もあるため、議事録がでるのを待ちます。 私は、こういう形で、内容や自分の病状、現状不登校であることが、報道によって公になることを、生徒さん本人は望んでいないのではないか、と案じます。

いじめ重大事案として未教育委員会は、調査組織を立ち上げ、この先週21日から調査を開始しているそうです。

今夕のニュース、明日の新聞がどのような報道をするのかも、注視したいと思います。


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