被災地へ(3)仙台市、東松島市

今日になったばかりの0時1分。ユラユラとベッドが揺れました。震度1とのテレビテロップ。

また、先程、部屋でこの日記を書き始めた頃の21時14分に、深夜よりも少し大きく感じた揺れがあり、宮城県中部で震度3とテロップが流れました。

度重なる余震の度に被災地のみなさんがどれだけ不安だろうかと思います。

4月7日深夜11時台の大きな余震…

やっと開いた、やっと修理された、明るくなってきた…という震災後26日目、復興の兆しや希望が見事に打ち砕かれた…と友人に聞きました。

またあるまちでは、この大きな余震の直後に真っ暗な中、まず外へでた女性がレイプされた事件も起こっていました。

被害者の勇気ある訴えで加害者は逮捕されたそうです、加害者には怒りしか感じないと話し合いました。

今日はまる一日をかけて、仙台市沿岸部、東松島市、名取市、岩沼市を地元NPOで広く活動している友人に案内してもらいました。

明日から再開される子育て支援センター、点在するボランティアのみなさんのテント、自衛隊の車両や自衛隊機、各県警のパトカー(信号がまだ点いていない交差点で車の誘導をする警官)…

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昨日、一ノ関から陸前高田市に向かう道中、新緑が美しい、のどかな森林や農村の風景が山を超えて一変したことと同様に、被災しまだ手付かずの車や船が放置されている東松島市の海岸が、日本三景の一つ、松島に来たら…観光客、観光船、食堂や土産物屋、関東ナンバーが目立つ車の数々…

全くの別世界でした。

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仙台空港は建物はうす暗く、JR電車はとまったまま、トイレは仮設でしたが、スタッフは笑顔で、壁には寄せ書きが並んでいました。

空港近くには流された自動車同様、セスナ機の残骸も。

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同じ海岸でありながら東松島市とは全く異なり、観光客でにぎわう日本三景の松島。

*なお、現在は携帯電話で撮影し携帯メールで日記を書いています。ブログに書けないこと、書かないこともありますし、撮影した写真は他にもたくさんあります。興味をお持ちの方は報告会やニュース(郵送と同時にサイトでも読めます)で、考えたこと、須田の提案などを含めて知っていただければと願っています。

*今回は被災地の女性と子どもの課題、女性センターや子育て支援センターの活動にしぼり、旧知の民間人やNPOの活動を知った上で訪問し調査しています。目的なく見物することや、知人もなく、支援機関も通さず避難所に入り込むようなことはしておりませんし、○○市議員ご一行として、多忙をきわめておられる行政職員や支援機関スタッフをわずらわせることもしておりません。あくまでも個人として、目的を持った活動であることをご理解ください。


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