梅田で開講された被災者や被害者のための心のケアについてのセミナーを受講しました。
3月の東日本大震災直後に、阪神淡路大震災の被災者でもある中居成子社長が主催するとお誘いいただいていたものです。
阪神大震災では被災し、お母様を亡くされた中居さん。
その翌年の1996年2月20日、お母様の誕生日に会社を設立されました。
私が三田市の女性センターや兵庫県立女性センターにに勤務していた時に講師で来ていただいたご縁です。
「・・・私自身が絶望の中で、『未来への希望をつなぐ』ことを使命と考え今後の人生を生きようと決意したからです。それからまる15年、おかげさまでハートとキャリアをサポートする会社として成長することができました 」と。
今回は、東京、名古屋、大阪で、東日本大震災「心のケア」ボランティア活動の準備、災害・事故などで「心のケア」を必要としている人が身近にいる人のために、セルフケアの一環として、また、企業内などでメンタルケアの導入を検討している人のために開講されました。
受講者30人、私以外のほぼ全員が30歳代女性・・・と見えました。4時間を超える講義で、災害時ストレスのケア、急性ストレス障害とPTSD、グリーフケアなどを学びました。
全く知らない人たちの中に交じって、講師の話を共有しながら、そしてお互いの経験に共感しながら学ぶことは、私にはとても「力」になりました。
写真はそのビルの女性トイレにあった防犯ベルです。個室内にも、手洗い場横にもかけてありました。
2011.04.24