今日は武庫の里小学校へ。
29年前、武庫小学校の校庭に建てられた仮設校舎で1~4年生だけでスタートしたこの小学校。
昨年、音楽会に参加させていただいて、今年は初めて式に参列させていただきました。
104人の卒業生は、ふたつの市立中学校にわかれて進学、また私学へ進学する生徒さんも18人おられます。
厳粛で温かい雰囲気の式でした。
目を奪われたのは、みなさんのファッション。
女児にお一人、着物・袴姿、そしてワンピースやスーツ、ジーンズが10人。
残り、つまり、8割がいまはやりの、10歳代アイドルグループの、制服風(チェックのミニスカートにブレザー、リボンタイ)を着ておられました。
男児は、誰一人同じものがない、実に多彩。
スーツ、ブレザー、パーカー、ジーンズ、アイビー風、革ジャン・・・それぞれにネクタイの有無、ループタイも。
音楽によるメッセージがとても上手で感動しました。
卒業証書授与の間は、卒業生自身が演奏するリコーダーの合奏がBGMとして使われていました。
また、在校生と卒業生の歌のメッセージ交換、そして先生方十数人ご自身が卒業生におくる歌を合唱されたのです。
♪ 今、わかれゆく君に花束をおくります~ という歌詞でした。
この小学校では、ずっと先生が卒業式に歌われているそうです。
式後、校長先生や、初代育成会長さんからいろいろなお話しを伺うこともできました。
在校生の花のフープの中をくぐって、卒業生は歩き、それから先生を囲んで、また友達どうしでの写真撮影会、もちろん撮影者は保護者の皆さん。
お天気にも恵まれ、笑顔と別れのさみしさが体育館や校庭でのみなさんや、先生方から、私にもじゅうぶんに伝わってきて、感動のお相伴をさせていただけたことにとても感謝しています。