文教委員会委員9人のうち8人、そして議会事務局の職員2人の10人で新大阪駅からのぞみで出発しました。
私にとっては初の行政視察です。
3日間で3県の3校を10人そろって視察するものです。
まず、茨城県のつくば駅。
つくば市議会の職員がこ案内くださって、九重小学校へ。
教育委員会の指導主事の先生や校長先生からオンラインスタディ、電子黒板をつかった取り組みや、授業の効果などについて説明を聞き、質疑応答を行いました。
2年生の算数の授業を見学。たし算やひき算をひとり1台ずつのパソコンに向かって、解いていき、質問があれば手をあげて先生がそばへ。
私語をせず、まっすぐに手をあげて、「家でもやってる」と自宅からアクセスして続きをやったりすることをおしえてくれる生徒もいました。
「インタラクティブスタディ」 のシステムを使うことで、基礎的は事柄について、子どもの理解が定着するように、繰り返し学習がしやすいのだと感じました。
また、画面の変化を見ながら問題を解くことで、達成感も個別にえることもできるのではないかとも考えました。
学校外でもアクセスできることで、なかなか先生がフォローできない復習も進めやすいのではないかと。
また、テレビ会議システムをつかって市内各校が交歓したり、それぞれ近くの川の様子を観察し、上流、中流、下流にある学校が、川の様子をデジカメで取材して汚染源を共同で調べるなという先進の取り組みが、ITをつかってずいぶんと進んでいる様子を学びました。
説明してくださった指導主事の先生は、昭和から取り組んでこられただけあって、この取り組みや、各校の学習状態、そして子どもたちの興味を学力アップにつなげるという自信を持っておられると感じました。
電子黒板を導入するための補正予算について9月議会では議決したところです。
「もの」をどう活かすか―私たち議員が先進事例をみたことを、ただ、「すばらしかった、よかった」というのではなく、どう尼崎市の小学校の子どもたちの学びにつなげていくか、思案しています。
視察とは関係ありませんが、研究学園駅近くのショッピングモールの中のスーバーの入口に「エクスプレスレジ」という看板をみつけました。
レジは売り場中央にあります。
この「エクスプレスレジ」は「お買い物5点以内のお客様専用レジ」で、「お体の不自由な方や乳幼児をお連れの方はお買いもの点数に関わらずご利用下さい」と書かれていました。
確かに便利です。
設置の目的も、出口近く、広いスペースにこのレジカウンターだけ別に設けられていることも、尼崎市内でこうしたレジが別につくられているところ、ありますか?