国立女性教育会館でのワークショップののち、「原爆の図丸木美術館」を訪ねることにしました。
行きたいと思いつつ、なかなかいけなかった、絶対に行こうと強く誘ってくれた香川の中橋さんのおかげです。
想像はしていましたし、写真ではみていた「原爆の図」。
圧倒された、心が大きく動いた・・としか説明のしようがありません。
丸木位里と丸木俊の夫婦は、95年にはノーベル平和賞候補にもなっています。
位里は広島市出身、原爆投下後二人で広島に駆けつけてみた惨状、苦しみを、30年以上もかけ、15部の大作を描いた二人。
「合作というよりも闘作」と語ったほど、二人は思いをぶつけあいながら、おそらく苦しみながら、水墨、油彩を融合させた作品を完成させたのだと初めて知りました。
帰りの私鉄と新幹線では、地域の子育て支援について、総理大臣賞も取った香川の中橋さんと意見交換をしながらの大阪までの道中でした。
2009.08.29