20歳代、商社に勤めていた時の同期の友人2人と、滋賀県立近代美術館の「五味太郎作品展 絵本の時間」を観にいきました。
息子・娘のために愛読していた五味太郎さんの絵本、いまは、徐々に2歳の孫が楽しむようになっています。
動物も、ひとも、がいこつも、植物も、建物も、う○ちも、みんなそれぞれに意志を見せている、そんな描き方だと私は思います。
9月11日まで、月曜日以外にぜひどうぞ。
常設展の日本画家 小倉遊亀の作品をじかにみられたことにも感動しました。
この美術館の周囲の環境は、まさに緑と水とに囲まれた「文化ゾーン」。
県立図書館にも入りました。
財政危機の折、図書館もサービスのボリュームは薄くせざるをえなくなるが、質を以前より向上させることで応えている。
けっしてクオリティは下げない努力をしているということをこの図書館の取り組みで聞きました。
女性センター・トレピエは指定管理者制度を導入して民営化されて、予算額は少なくなっても、事業内容やサービスは向上させた、と認めてもらっていますが、ここは、直営のままその努力をおこなっているようです。
尼崎市の北図書館も4月から民営化されました。民間人の館長は、いついってもフロアにでて動きまわられている様子です。
直営か民営かを問う前に、その管の設置目的をしっかりと理解して、サービスも質も量も向上できる道を考えるのがこれからの公共施設運営だと思います。
2011.07.24