昨夜のうちに一ノ関に移動。
尼崎市や兵庫県の「防災ネット」で大雨洪水警報発令や、尼崎市内の小学校が避難所として自主避難するひとを受け入れること等を知りました。
市職員は役所で泊まり込みで待機されるということもわかりました。
テレビでは和歌山ばかりがうつり、兵庫の映像はわかりません。
心配ではありますが、ともかく、予定通り、東北新幹線はやてで盛岡へ。
「プラザおでって」にあるもりおか女性センターを訪ね、5月以後の、女性の被災者支援の状況を聴きました。
「支援物資デリバリーケア」や「女性の心のケアホットライン・いわて」、そして被災者のための起業応援。
厚労省の緊急一時雇用で被災者女性を雇用し、遠方に建設された仮設住宅への御用聞き・見守りをされていることなどなどをセンター長に伺いました。
ここにも、たくさんの全国の女性たちからの応援メッセージが。
館内一階では、尼崎市にもある、「つどいの広場」が1周年を迎えておられました。
それから、新幹線こまちで、盛岡から仙台に向かいましたが、車内、夜に予約している仙台空港→伊丹空港のフライトがキャンセルになるのでないか。
すでに大阪伊丹空港への午後の便は運航中止となっています。
仙台でもう1泊するのか、または陸路で帰るべきか、考えながらも、駅前の仙台市男女共同参画センターを再訪しました。
ここでも館長さんと課長さんが、市民のNPOとの協働や財団プロパー職員の尽力で、市民のニーズに応えている実績、相談の推移やガールズプロジェクトの取組について伺うことができました。
夕刻、私が載る予定の便は、伊丹空港の上空の状況で、関西空港に降りるか、引き返して羽田空港に降りることもあるという条件付きで飛ぶらしいという情報がサイトに出ていることを教えてもらい、空港バスに乗りました。
わずか15分でしたが、子育て支援センター館長の友人が駅まで駆け付けてくれて、お弁当を持たせてくれました。
JALは途中、機長が、少し遅れるし、揺れもあるが、安全に伊丹に着陸できるというアナウンスをされ、40人足らずの乗客は、降下するときはみんなが窓の外をみつめていました。
揺れはしましたが、難なく伊丹空港に着陸。
伊丹も尼崎も大雨でした。
市職員たちは、待機、2泊目になっているのだろうかと心配しましたが、防災ネットでは警報が解除になっていたので、安心しました。
気仙沼、盛岡、仙台で出会った人の言葉や表情が繰り返し頭に、心に浮かんできました。