2021年12月20日 稲村和美市長が定例記者会見で、記者の質問に答えた概要が神戸新聞のネット及び新聞で掲載されています。
2019年に市民団体のメンバーによる問いに答えた形で市職員(当時、現在は退職されているので元職員と書くほうが適切かもしれません)がカミングアウトしたこと、それに対してその関係部署でありその職員の上司に対して、市民団体が抗議(この具体的内容がわかりません)をしたこと、上司等は市職員に対して、カミングアウトをすべきではなかったかというような指導をした・・。
▶私自身は議会での答弁や信頼している報道機関による一連の記事のみでしか、この件の本質は、ということを知るに至っておりません。
▶︎神戸新聞の記事をもとに、ジャーナリストの津田大介さんと元衆議院議員尾辻かな子さんのオンライン対談ポリタスTVも視聴しました。
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●尼崎市幹部がLGBTの職員指導 市長「どこに問題あるかしっかり分析」
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202112/0014930765.shtml
●「差別なくす姿勢、シールで『見える化』」「職員に研修を実施」 LGBT指導問題で尼崎市長会見
https://www.kobe-np.co.jp/news/hanshin/202112/0014930804.shtml
▶︎市民団体と市職員(当時)の信頼関係、市民団体と市の関係部署との関係、市職員と上司との関係などについて、報道以外のことの情報提供をできるものがないのですが、稲村市長は、詳しい報告を現場に求めていること、時間が経過し職員も退職していて詳しい事実確認は難しい点もあるが、どこが問題かしっかり分析すると述べておられること、また、「市側に反省点がある場合でも、市民から看過できない発言や対応があったなら許容、助長してはならない。こちらの主張も伝えながら納得してもらえるよう、コミュニケーションスキルを向上させる必要はある。大前提として職員は差別をせず、また差別をどうなくしていくかにも一定の役割を負っており、人権問題についても来年1月に研修を行う」と述べたとのこと。以上、神戸新聞の記事から引用しました。
▶︎市議会では、12月17日の総務委員協議会で、ダイバーシティ推進課による「第4次男女共同参画計画」の素案についての説明に対し、LGBTQに関連する質問が議員から出されたことは、同じ会派の議員からや議会事務局職員からも聞いています。(傍聴できなかったので記録を整理中)
▶神戸新聞では、この一連の報道について、ネット上でアンケートを実施されています。
【締め切り】12月23日(木)23:45
繰り返しますが、私自身、現時点では、信頼している報道機関である神戸新聞社の記事と面識があるという程度でありますが、その政治姿勢には共感する尾辻かな子さんの説明がわかりやすいこと、また、報道後に当事者ではない関係者から伝聞したことしかお伝えすることができていません。
▶︎なお人権施策や職員研修については9月議会に登壇し、質問しました。
LGBTQに関連することは取り上げておりませんが、人権問題の研修についてお名前を挙げた講師を市が職員研修にお招きしていることは、この一連の報道の前から決定していたことだと聞いておりました。
ご参考までに興味を持たれた方は視聴していただければと思います。