小学校児童をわいせつ行為から守るために

兵庫県では全ての公立小学校5年生が、4泊5日以上の日程で豊かな自然の中でさまざまな活動を行う「自然学校」という事業に参加する。

19日、尼崎市立小学校の女子児童に、就寝中、教員がわいせつ行為を行い、21日逮捕された。

被害児童も級友たちも、そのショックや悲しみや怒り、不信感・・どれほど複雑な感情が渦巻いたことだろうか。

また、ご家族や友人、他の先生方も。

被害に遭ったことを、教員に報告してくれたこと、ほんとうによかった。

専門家の心のケアや、2次被害に遭わないように守らねばならない。

あなたたちは何も悪くない、責められるのは行為をした大人なのだと。

また、行為を認めたという教員が、過去に勤務していた学校の児童にも、専門家の力を借り、説明をしてもらうべきではないか、と私は思う。

いまこそ、学校、教育委員会(事務局)、保護者、そして地域協働本部がしっかりと正しい情報を共有しつつ、児童を守るために動かねばならない、と思う。

他校はまた、すぐ自然学校にでかけるのだから。

そして、市内中学男子生徒が、集合住宅エレベータ内で、小学生低学年女児に、わいせつ行為を行い逮捕された。

この児童も親に話したことから、警察の捜査、逮捕につながった。

学校・家庭で、自尊感情を高めことで、他を尊重できること、被害に遭ったとき、話してくれる、信頼される大人(保護者、教員だけでなく)との関係づくり、しっかりした性の教育も行うことを、考えなければならない、すぐに。

子ども(児童・生徒)たちに寄り添い、力を回復するための活動をしている団体はあるのだから。


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