2020年2月8日 教育委員会主催「課題解決型学習成果発表会」


2月8日(土)14時から、教育委員会主催の「課題解決型学習成果発表会」を参観させていただきました。

尼崎市立高校が3校に、市内にある私立百合学院高校を招き、それぞれの高校代表グループがプレゼンを。

企業からのミッションに対して提案をするプログラム「コーポレートアクセス」を双星高校と百合学院高校が、自ら見つけた社会課題を解決するソーシャルチェンジを琴ノ浦高校、ソーシャルチェンジを英語でプレゼンしたのが市立尼崎高校でした。正解のない問いに、主体的に取り組む表現力をじっくり見せてもらえました。

琴ノ浦高校生徒会は、「自分自身の意見が言えない」ことを解決するための取り組みのアイデア、くふうを出され、教員の多忙化、サポーターをみつける・・男子2人、女子1人でした。双星高校は、パナソニックのミッション「この世に必要なものをすべての人に」について、「楽をする」として、超高齢化社会の課題解決のため介護ロボットの提案をしました。

年齢別人口の変遷、介護福祉士の腰痛などのデータも自分たちで探したそうです。

市立尼崎高校(いちあま)は、女子4人が、兵庫県の18歳投票率が他県に比べて低いことから、どうやってアップするかという課題を設定していました。読まずに英語でプレゼンするのだから、たいしたものです。

最後に、この課題解決型学習には15年継続されている百合学院高校は6人(もちろん女子)で、パナソニックの課題、「この世に必要なものをすべての人に」について、いじめや虐待がの件数などを提示し、愛、つまり人を思いやることが少ない、「おもてなし」の国だと流行ったが、おもてなしはお客様だけを対象としている、価値観や考え方は人それぞれ違う、そこで、パナソニック社と大和ハウス社で、社員を交換して、価値観の違いを知り、さらに、自分の会社、本来の仕事についての気づきを得る、という劇仕立てのプレゼンでした。

「物を作る前に人をつくる」というパナソニック創始者、松下幸之助の哲学にも言及されていました。

会場からの質疑応答にも、どこもきちんと答え、感嘆の声が上がりました。

制限時間があるのかないのか、わかりませんでしたが、先生方の助けもいっさいなく、設営などをされたのも立派でした。

マイクなどの不備は主催者の問題ですし、最後に講評と書いてあったのが、なされなかったのは、かえってよかったと思います。

あのプレゼンを大人の上から目線で評する必要はないですね。

優劣をつけて、次の大会などがあるなら、別ですが。見知らぬ私達おとなも含めた「社会」=学外で、高校の名のもとに、見事なチームワークを見せてくださった16人はすばらしかったです。

最後だけ写真を撮るのは許可されましたが、私のような参加者が、個々に許可を取っていないのにSNSに顔が分かるように出すことはすべきでないと思い、稲村市長と松本教育長だけを。

⚫️終了後、身体障害者福祉センターの方と少しお話しして、雨はすぐ止むから大丈夫と歩き出したら、予想が外れて、ぬれる、冷たい・・恥ずかしいけどマフラーをマチコ巻き(知ってる?😆)であるき、カフェ Te To Te で、イチゴのタルトと紅茶であたたまりました。Miwa Usuiさんの銅版画展をゆっくり見せてもらいました。

17日まで展示されています。おすすめ。


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