尼崎の俳人木割大雄(きわりだいゆう)さんの書による、芭蕉の句、それと生け花のコラボレーション・・・
伊丹の柿衛文庫(かきもりぶんこ)25周年のイベントのひとつとして、旧岡田邸で開催されました。
ダンボールに大きな筆で書いたご本人も、花をいけた女性たちも、とても楽しんでつくられた作品の数々。
そしてきっと、句を詠んだ芭蕉も高いところで、楽しんでみているかもと思いました。
「ふる池や かわずとびこむ水の音」の句を、伊丹市の小学生が思い思いの短冊に書いた作品もひとり一人の個性がとてもよくわかり楽しい作品ばかりでした。
阪急武庫之荘―伊丹 ・・・散策しながら・・・ JR伊丹―立花 市バスで市役所へ。
人がたくさん、にぎやかな、楽しい市民まつりでした。
庁舎内も展示の場として使われていて、日差しをさけるのにもちょうどよく、ゆっくりと各地域の展示も拝見。
広い会場にはたくさんの市職員や市民の方が企画、出店、運営のボランティアとして活発に動いておられます。
私もごみをひろう袋とトングを借りましたが、探すのに苦労するほど、ごみがおちていませんでした。
高校生が自主的に運営しているという北難波小学校の子ども広場にもいきました。
高校生の音楽やファッション、くじひきや風船つりなど、幼児に話しかけながら一生懸命に楽しんでいる様子。
県の助成事業の審査員を3年務めていましたが、そのときの常連のグループ。
こうして動いている様子を直接見ることができてよかったです。
庁舎内で、小学生の高学年かな、3人組に「冷水器はありませんか」ときかれた市職員の方、もっている冊子で懸命に探し、電話で本部に問い合わせておられます。
「ごめんなさい、ないんです」と。
「のどが渇いたんです、お金持っていないんで、ちょっとお水飲ませて・・・」ということがもう、言えなくなっています。
飲み物を売っているのに、ただでとテントに声はかけられない、自分ののみかけのボトルを渡すこともしてはならない、手洗い場の水道で飲んだら・・とは決していえない。。。
うちは遠いの? 一回帰ってくる?ともいえない
そんなことを考えながら様子をみていましたが、小学生3人組は、はいとうなずいて、移動していきました。
もし、この小学生が、高校生が運営する子ども広場で、高校生たちにいったらどうだったかな、やはり答えは同じだったでしょうか。