サマーパーティの会場に女性のプロ野球選手が!
初めて会うことができた、兵庫スイングスマイリーズのメンバーでした。
野球をする女子には、特別の思いがあります。
息子のチームメートだったYさん。
リトルリーグと中学校の野球部で、キャッチャーとしてもバッターとしてもとても有能でしたが、高校で硬式野球ができるようにと、九州の高校へ入学されました。
野球というとだれもが「甲子園を目指す」となりますが、現在なおも、日本高等学校野球連盟(高野連)の参加資格規定には、第5条に「参加選手の資格は、以下の各項に適合するものとする。」(1)その学校に在学する男子生徒で、当該都道府県高等学校野球連盟に登録されている部員のうち、学校長が身体、学業及び人物について選手として適当と認めたもの。とあるのです。
大学も社会人も女性も交じってプレーできることはよく報道されていますが、高野連は男子のみ。
そこで、多くの野球をしたいという女子が軟式野球やソフトボールに転向したり、もっと前にはスコアラーやマネジャーになることを薦められたりという状況でした。
三田市に住んでいたころ、8年くらい前のことです。
高校野球部員であった○さんも、そのひとり。
先生やチームメートの理解もあり、練習試合などにはでて、相手チームに問題があるかなどを先生がきいておられました。しかし、公式試合には参加できないまま、地方大会の始球式のピッチャーをつとめたその写真が地元の新聞に掲載されたことを覚えています。
ともかく、兵庫スイングスマイリーズのメンバーは、きびきびとして礼儀正しく、元気よくとても楽しそうにしている様子で好感が持てました。
女子だけのフィールドで、監督に威圧されたり縛られたりしないで、個性と能力を伸ばして、なでしこジャパンのように活躍できるように応援します。