自治基本条例

20091104.jpgあまり鮮明ではありませんが、朝、かもが6羽,水路を泳いでいました。

ここでは初めてみました。

夜、西宮市大学交流センターで、関西学院大学大学院法学研究科公共政策プログラム2009年度連続セミナー「自治体ガバナンスのための法的仕組みを整備する~自治体法務の最前線2009~」の第3回「自治基本条例をめぐる諸問題」を稲村和美県議、緑のかけはしの酒井幹事長といっしょに聴講しました。

参加者は70人くらい、女性は10人でした。

尼崎市や伊丹市、三田市、神戸市などの市職員がたくさんこられており、「朝来市自治基本条例」担当職員の事例発表をもとに、山下敦司教授の講義、解説や質疑応答が行われました。

制定に至る背景、制定する意義、制定過程と市民の参画や行政との協働の状況、制定後の課題などをともに考えるというものです。

配布された朝来市の「地域共同の指針(概要版)」

わかりやすく、目を引くよう、読んでみようという気にさせるつくりです。

また、帰って朝来市のサイトでみると、条例制定の過程の会議録、会議風景の写真(委員個別のものも)、そして講師のレジュメや講演録がすべて掲載されています。

自治基本条例と議会基本条例について、緑のかけはしでは、尼崎市も策定が必要であるという方向で、議員個々に、また協働して調査研究中でもあります。

過去に県と市の「男女共同参画社会づくり条例」の策定過程をそばでみる立場にいましたが、すくなくとも先例を学ぶのはよいが、それをモデルとしてほとんどそっくり、というようなことにはならないようにと、いまも思っています。

難しい内容で、またまだレジュメや資料を読み返してみなければならないし、それを共有する仲間がいることは大変幸運だと思います。

ニーズにこたえ、質の高いセミナーを無料で公開で行ってくださる大学・大学院に感謝です。


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