被害者をまもるということ

神戸市でウィメンズネット・こうべが主催した「デンマーク女性・子ども事情~子どものの学校やDVシェルターを見学して~」に参加しました。

視察報告の中でも、DV被害者など自立に向けての支援を必要とするシェルターのありようには驚きました。

こどものためのスペースの広いこと、温かいこと。

シェルターの場所も電話番号も公開されていて、しかし玄関にはきっちりとむやみな立ち入りを禁止する表示があること。

入所者はシェルターから通勤も通学もできること。

日本のシェルターと違い、社会の問題としてとらえられているからこそ地域の理解をもって、安全が保たれており、さらに施設の目的は自立支援であること。

入所できる期間も長く、1カ月から3カ月滞在する女性が多いそうです。

8つの政党のうち、5つが女性の党首の国というデンマーク。

ウィメンズネット・こうべはDV被害者のサポート、電話相談、被害者の支援者養成講座などを行っている団体で、1991年に結成された「兵庫に女性センターをつくる会」が前身です。


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