桜も咲き始めました。(これは阪神尼崎駅北側です)
市役所にアドバルーンがあがりました。
選挙掲示板のポスターも貼られています。
尼崎市・伊丹市消防指令センター運用開所式に出席しました。
稲村市長、伊丹市長、阪神南県民局長、両市の消防職員や地元の消防団のみなさんも。
この「消防指令管制システム」は
発信地表示→予告指令→災害点・災害種別の決定→自動出動指定→出動指令→出動→災害・救急災害情報→現場到着
総務消防委員として、こういう場に早く参加し知ることができるのはありがたいことです。
これを天災・人災などの大非常時に、地域(自分の住まいだけの意味ではなく)、公共施設、公共交通機関、路上などでいかに、人の命が守れるか。
小さいことのようですが、女性センターの所長をしていたとき、受講者・参加者へは開講時に必ず非常口の案内を示しながら、「こども室の一時保育におられるお子様の安全は職員・保育ボランティアがしっかりと確保し適切な場所に避難しますから、安心して職員の指示に従ってください」と言うように徹底しました。
たとえば3階ホールの非常口からは館外にでられる非常階段がつくられています。それを速やかに下りれば1分足らずで館外に出られます。しかし、お子様を1階に預けているからと、入口から逆戻りする形で1階にもどることで、煙などにまかれることもかんがえられる、そんなことを考えてお子様はお子様で先に安全な場所へ・・という方針にしたのです。
もちろん、なにが、どこで、どんなふうに起こったか、ケースバイケースで冷静な判断をするのは職員です。
トレピエの職員(指定管理者のNPO職員)は常に館内では考えているのです。
読売新聞朝刊にこんな記事がありました。転記させていただきます。
「てんでんこ」三陸の知恵、子供たちを救う
東日本巨大地震による津波で大きな被害を受けた岩手県釜石市と大船渡市で、津波に備えた知恵や工夫が奏功し、多くの子供たちの命が救われた。
釜石市では、津波から身を守る方法として三陸地方に伝わる「津波てんでんこ」が効果を発揮。大船渡市では、学校から高台へ素早く逃げられるよう、父母らの訴えで昨年秋に完成したばかりのスロープでの脱出劇があった。
◆過去の教訓◆
死者・行方不明者が1200人以上に上った釜石市では、全小中学生約2900人のうち、地震があった3月11日に早退や病欠をした5人の死亡が確認された。しかし、それ以外の児童・生徒については、ほぼ全員の無事が確認された。
市は2005年から専門家を招いて子供たちへの防災教育に力を入れており、その一つが「てんでんこ」だった。度々津波に襲われた苦い歴史から生まれた言葉で、「津波の時は親子であっても構うな。一人ひとりがてんでばらばらになっても早く高台へ行け」という意味を持つ。
学期末の短縮授業で184人の全校児童のうち約8割が下校していた市立釜石小。
山側を除くほとんどの学区が津波にのまれたが、児童全員が無事だった。学校近くの住宅街で友人と遊んでいた同小6年の藤元響希(ひびき)君(12)は「家族や家が心配だったけど、無意識に高い方に走って逃げた」。
その後、避難所で家族と再会できた。
私ごとですが、孫は今日から保育園。他市に住んでおり、7月ごろから待機児童で、4月にも認可保育所には入れませんでした。
月ぎめの認可外保育園に今日から入園しました。初めてのお弁当だそうです。
未知の園で未知の先生やおともだちとどんな顔をして食べたのでしょうか。
朝連れて行った時は、泣きもせずバイバイだったのが、迎えに行ったら、母親の顔を見たとたんに「ギャン泣き」(注:大泣きのこと)だったそうです。
1歳8カ月児なりにがんばってたんですね