「令和元年SOGI※ハラスメント事案」 についての検証と今後の取組

市による検証の報告書が発表されました。

⭕️「令和元年SOGI※ハラスメント事案」 についての検証と今後の取組 。

ワーキングメ ンバーは市長、副市長、総務局長、
アドバイザーに、外部の有識者6名・・・弁護士(尼崎市ハラスメント外部相談員)/ 性的マイノリティ等支援活動団体から3名 / 尼崎市男女共同参画審議会委員2名

9回の会議のうち、2回アドバイザーが出席したということを評価します。

また、記載されている
・経緯
・関係者へのヒアリング
・問題点の整理(性の多様性及びSOGI ハラスメントに関する理解不足 / 「 差別をなす」職員としての役割についての意識の不足 / 組織マネジメント及び団体・市民への対応についての課題)
・今後の取組の方向性
については、何度も熟読し、アドバイザーの方々それぞれの評価を聞きたいと思いました。

また、問題点の整理の中の「マジョリティ特権」は、昨年9月議会一般質問で須田が提案したことが活かされたという思いです。

以下、市のサイトから転記します。ぜひ報告書全文を読んでいただきたいです。

「令和元年(2019年)性的マイノリティ当事者であった職員への指導をめぐって、同年度末に当該職員が退職する事案が発生しました。令和3年度に入り、報道等で本事案が取り上げられ、市内外から多くのご批判やご意見が寄せられる中、改めて本事案の問題点や課題を整理し、その反省を今後の取組に具体的につなげていくことが重要であるとの認識に立って、市としての検証を行い、今後の取組内容をまとめました。」
https://www.city.amagasaki.hyogo.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/030/136/sogiharasumentohoukokusyo.pdf

・・・報道・・・

朝日新聞記事 4/1朝刊
https://www.asahi.com/articles/ASQ412T7CQ30PIHB002.html

🟡・・今年1月から座長として検証作業をしてきた稲村和美市長は、「勉強不足を痛感した。『差別するつもりはなかった』という中での不適切発言で、意識していない多数派の特権性の課題を認識した。私も含め職員は自分が差別しないだけでなく、差別をなくす役割がある。市民への説明力もつけていきたい」

神戸新聞3/31朝刊
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202203/0015178747.shtml

🟣・・・稲村市長は「ハラスメントへの意識の浸透と、職員自身の人権を守る意識が必要」と強調。処分はせず、男性の同意を得て今回の事例を基にした研修や職員へのアンケートなどを行う。


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