会派視察

今日はリサーチコアと呼ばれる「都市型産業」の先進地の施設を視察しました。

エーリック(尼崎リサーチ・インキュベーションセンター)、近畿高エネルギー加工技術研究所、ものづくり支援センター それぞれに、職員のみなさん、技術力や営業力、コーディネート力、リサーチ力を発揮しながら、ベンチャー企業の応援、個人の起業家のサポート、ものをつくる楽しさを子どもたちに知ってもらうくふうなどに取り組んでおられました。

エーリックでは、入居企業を誘致するしくみ、その後のバックアップなどを聴き、入居されている企業の2社、化学品製造のビックケミー・ジャパンと 環境・健康システム機器の日本フィトンチッドにもお邪魔しました。

一時利用として、市民グループなどが利用できるホールや会議室、研修室もありました。

もちろん有料ですが、阪神沿線の方には便利。出屋敷駅とセンタープール駅から500~800メートルくらいでした。有料駐車場がそばにあります。

市バスは阪急塚口やJR立花駅からリサーチコア前行きがありますが、昼間は1時間に1本です。レストラン・喫茶もあり、お弁当を注文しておいていただきましたが、とてもおいしかったです。

その隣の近畿高エネルギー加工技術研究所は、大出力レーザ、減圧プラズマ装置があり、さまざまな加工技術に関する調査や研究をし、それを企業や研究所に提供したり、普及・啓発を行なうというところ。電子顕微鏡や高機能のレーザー装置などめずらしい機器をたくさんみました。

*ものづくり支援センター
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小学生には、「ものづくり体験教室」で、自分でものをつくる喜びを体験してもらっているとのこと。

レーザーの実験をみたり、七宝や木工などを作ったりという教室を夏休みに開いておられるそうです。

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続いてクリーセンターの第2工場へ。

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3月議会で予算の修正案が他の会派からだされ、否決されましたが、この修正案のひとつに出ていた、灰溶融炉をこの目で見ようというのが主目的でした。

クリーセンターの機能や、尼崎市のごみなどにわかりやすく画像にされたものを見ながら、説明を聴き、施設内へ。

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この第2クリーンセンターは2005年に稼動。

「灰溶融炉」とはゴミ焼却炉の残物である灰塵を、電気プラズマ方式で高熱焼却することで、ダイオキシン発生を抑えることやごみを減量することができるもの。

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また、溶融固形物(スラグとメタル)も取り出すことができて、道路をつくるときの材料としてはスラグが、リサイクル金属としてメタルという再利用ができるというものです。

が、とてもお金がかかる…そのため、稼働日数は当初の年190日から50日へと減らさねばならなくなったと聞きました。

新設の焼却炉をつくる自治体に、国が補助金を出す条件としてこの灰溶融炉を併設することを義務としていたとのことです。

クリーンセンターはグループで施設見学もできます。事前申し込みが必要です。(詳細はコチラ


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