千葉県船橋市へ昼前に到着。
昼食をとった駅前のビルで ミニ市役所と言われる「船橋駅前総合窓口センター」や、「市民活動センター」「消費生活センター」が5階フロアにありました。
船橋市の議会事務局のお迎えで、マイクロバスで、若松小学校をたずねました。
ここでの視察は、6年生の英語の授業を見学、かつて英語特区であった英語教育推進事業と、小中一貫教育がテーマです。
担任の先生を中心に、ぐるりと円になった児童のみなさん。
日本人の補助教諭と外国人の英語指導助手(ALT)から正確な発音を聞きながら、さまざまなゲームを使って、児童が自分の言葉と体で学びとっていくような授業でした。
「direction」を学ぶのも、まっすぐ、右に曲がる、左に曲がる・・・、二人ひと組で、クレーンゲームにみたてて声を出し体を動かしながら、その用法や発音が身についていっているようです。
みんなの顔が楽しそうだったことが印象に残りました。
外国語を学ぶのはコミュニケーションのツールとしてですが、学ぶ過程で仲間づくりができたり、外国人と接して、異文化を理解することがめざされており、効果は確かにあるようにみえました。
また小中一貫教育の取り組みとして小中研究開発構想の説明を受けました。6-3の9年間を4-3-2の区切りと9年間を見通した各教科のカリキュラムをつくり、とくに「在り方生き方」という新しい領域のカリキュラムもあります。
つながり、こころ、まなびの3つをめざすべき児童生徒像として、小学3年生から中学3学年までの授業が計画されています。
並んで建てられている小学校と中学校、ちょうど私たちが帰る時が低学年の下校時間で、そろいのジャンパーを着た地域の方が見守りにきておられました。
横浜に移動し宿泊、夜の自由時間に、戸塚駅近くにある「横浜市男女共同参画センター・フォーラム」を訪問しました。
http://www.women.city.yokohama.jp/
かつて、二度訪ねたことがあります。
独立館3階建て、理想の女性センター。モデルとされる女性センターのひとつです。
市の女性センター/男女共同参画センターの中では一番先進で、もっとも充実した事業展開をおこなっておられますので、せっかく近くに来たのだからと、お邪魔しました。
96年に新設の三田市立女性センターに再就職した時、当時はまだ珍しかったインターネットにアクセスできるパソコンを館内に設置するというのが目玉でしたが、オープン記念の交流パーティで、この当時の呼び名「浜女性フォーラム」のサイトにアクセスしたものを映し出したことを思い出します。
横浜市の男女共同参画センターは3館あり、すべてを財団法人横浜市男女共同参画推進協会が指定管理者として運営しておられます。
画像は館内に展示されていたちらしです。
FM放送に毎週1回15分の生放送番組をこのフォーラムがもっていることをPRしています。
毎週15分、ナマでみなさんに事業のPRなどができるには、いろいろな努力をし、またされ続けておられることでしょう。
横浜駅近くのホテルの室内でみつけたのは、この「グリーンコイン」
部屋においてある使い捨ての「歯ブラシ」「カミソリ」「ヘアブラシ」「コットンセット」のどれも使わない場合、このコインをフロントに持ってくると、それを集めて「子供の森計画」
「森づくり活動」への支援金にするというホテルチェーンの説明がありました。
何気なく使っているムダを見直して、それを環境改善につなげることに企業が取り組んでいるのですね。