長かったと感じた予算議会も今日で閉会しました。稲村市長が初めて提案した23年度予算案は採決されました。
さまざまな議論をし、今後も引き続き検討する課題を置き去らないように、自分の課題とテーマをしっかりと見据えて取り組みたいと思いました。
午後から、局長や課長級の人事異動内示が発表されました。局長の男性たちも定年退職者が多く、さらに女性の教育委員長も退職されます。
このような冊子が私たち議員にも配布されるのです。
庁内で意志決定の場に参画する女性の割合はまだまだ低く、県内29市12町市職員の女性割合では、下から9番目、30.7パーセント。女性管理職は下から7番目で5.5パーセントです。
尼崎市議会の議員は現在41人中11人が女性で、女性割合は26.8パーセント。県内12市町では播磨町、宝塚市についで3位。女性の常任委員会委員長もおられますし、過去には副議長や監査委員も。
一方、理事者(市長や副市長、局長、教育委員長、選挙管理委員長、代表監査など)席を見ると、女性は市長と教育委員長だけで、ずらりと男性です。
理事者席にせめて3割は女性が座って・・・というのも現在の管理職が少ないから。
女性はがんばりが足りないとか、家庭を優先すべきだから管理職にまでならなくてもよいのだなどと、他が決めつけてはいけないと思います。
少数でも仕事と生活をバランスをとれる女性のロールモデルが増えれば、女性が活躍しやすくなるだけではなく、男性にとっても働きやすい職場に変わっていった、私が市議になる前に、研修講師などでお会いした事業所の成功事例を、公務職場で、どう活かせるか、考えていきたいと思いました。