11月28日(水)臨時会の第1日目、稲村和美市長が、市長選後、初の議会にあたり、決意等を表明されました。市民の代表としての議員に対する礼儀だと思いますが、拍手をしたのは、私と会派の先輩議員だけでした。そういうもんですかね。市議会員議改選後の初議会では、市長は当選のお祝いなどを述べられています。2017年(平成29年)7月臨時議会では、下記が稲村市長の発言です。「第1回尼崎市議会臨時会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。
皆様方におかれましては、去る6月4日に執行されました市議会議員選挙におきまして、市民の信託を得られ、御当選されました。まことにおめでとうございます。改めましてお祝いを申し上げます。
御承知のとおり、地方自治体は、市議会議員と市長がともに直接選挙で選ばれる二元代表制で運営されます。多様な価値観や立場を代表する皆様で構成される市議会と私ども執行を担います理事者側とが健全な緊張感と建設的な姿勢を持って真摯に議論を尽くし、まち全体の政策力を上げていくことが尼崎市政の発展はもちろん、住民福祉の向上につながっていくものと考えております。そのような中、私どもといたしましても、市議会議員の皆様との十分な意思疎通を図りながら市政運営に努める所存でございます。
議員各位におかれましても、尼崎市の現状や課題、今後の取り組みの方向性につきまして御理解と御協力、また御指導を賜りますよう心からお願いをいたしまして、簡単ですが、私からの御挨拶とさせていただきます。どうぞ皆様、よろしくお願いいたします。」(以上 議会議事録から転記)
二元代表制-市長は、約3000人の職員のトップ、また、議員は、有権者から選ばれた、多様な背景を持ちながら、市政の意思決定をする機関であると、私は理解しています。市民主体の、よりよい尼崎市に向かって、市長の役割、議員の役割は違っても、ビジョンや施策を実現する手法等に、同意も不同意のこともあるのです。私が議員になった2009年7月から2010月までは白井文市長、その後は稲村和美市長、二人の市長の政策やリーダーシップについて、対立より対話、要求より提案としての姿勢が、私が最も大事にしてきたことであると、改めて、市長の決意を聴き、考えた次第です。
●画像は尼崎市公式サイト 市長の活動日誌11月19日分から転記しています
本会議後に開催された文教委員会協議会については、別稿で。
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