尼崎市議会臨時会は11日、13日と議事が進み、正副議長の選挙が終わりました。
●議長には蒼風会津田かずお議員(40票中29票を得票)
●副議長には市民グリーンクラブの明見(みょうけん)孝一郎議員(40票中39票)が選出されました。
14日は本会議で、専決処分報告が議案として上程されます。
●報告第1号 専決処分について
(尼崎市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例)
→住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金における個人情報を含むUSBメモリーの紛失事案を踏まえて、市民に対する行政への信頼を大きく失墜させたことに対する反省と再発防止に向けた強い決意、姿勢を目に見える形で示すことを目的として、令和4年6月の市長に対する期末手当を不支給とすることに伴い、条例改正が必要となったが、議会を招集する時間的余裕がなかったため、地方自治法第179条第 1項の規定に基づき専決処分したもの。
▶︎専決処分日は令和4年6月29日
▶︎専決内容
市長の令和4年6月分の期末手当について、支給しないものとする。
●報告第 2号 専決処分について
(尼崎市USBメモリー紛失事案調査委員会条例)
▶︎住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金の支給に必要な個人情報が記録されたUSBメモリーの紛失事案への対処、当該事案の原因の検証、同種の事案の再発の防止策等に関する事項を調査審議させるため、市長の付属機関として、尼崎市USBメモリー紛失事案調査委員会を置く。
▶︎委員会は、委員3人以内で組織する。なお、必要に応じて、臨時委員を置く。
▶︎委員は、弁護士、学識経験者その他市長が適当と認める者のうちから市長が委嘱するもので、関西大学総合情報学部の小林孝史准教授、神奈川県藤沢市総務部情報システム課の大高利夫さん、弁護士の櫻庭信之さん。
いずれも学識や経験などを基準に選ばれ、事案の原因や対処の検証、今後の再発防止策を審議するとのことです。
市民グリーンクラブの議員室で、新副議長を囲む宮城議員とわたせ議員。
(撮影須田)