外国人DV被害者のために

20120317.jpg神戸市男女共同参画センターで、二つのNGO主催の勉強会「外国人DV被害者に必要な支援とは」に参加しました。

神戸市の助成金で開催されたものです。

外国人DV被害者を、通訳として支援している、フィリピン、中国、イギリス、インドネシア等各国の支援者たちが、まず、DV被害者のために、さまざまな手続きや裁判をする際の、専門用語・法律用語や手続きなどについて、梁英子(やんよんじゃ)弁護士から学びました。

そして、神奈川県川崎市で活動されているカラカサンの方たちの活動報告や外国人DV被害者女性の実情を聴きました。

県の配偶者暴力支援センター、そして神戸市の配偶者暴力支援センターの職員も参加しておられ、行政の立場からの現状を聞きました。

この会をしったのは、昨夜、女性センター・トレピエに立ち寄ったときに、ちらしラックでこのちらしをとったこと。

夜遅くに主催者に参加申込のメールをして、深夜その返事がきていたこと。

そして、参加し、そこで、ほぼ15年ぶりに、インドネシア関係の友人に再会できたこと。

縁があったというのは、こういうことなのだと思いました。

今年7月から改定される入管法や、自治体の外国人DV被害者施策に関する貴重な資料も入手することができて、有意義なセミナーでありました。

市役所内の職員に各国語に堪能な方は確かにおられます。

しかし、DV防止法ほかの知識を持ち、通訳としてすぐに活動できる人の確保や養成から考えていく必要があると思いました。


ページのトップに戻る