10時から立花西小学校の入学式。
まだパイプ椅子では足が届かない新入生のみなさんは、足をぶらぶらさせながらも、一生懸命に話を聞き、おじぎをし、返事をして、拍手をして…。
新品のスーツにネクタイ、ワンピースに髪飾り、上靴も真っ白です。
校長先生のお話は、昔、いきものがみんなおんなじ形をしていました…と、子どもたちがひきこまれる昔話風の語りから始まりました。
「3つの玉」―ほかの動物にはないものを与えられたのが人間。
「がまん玉」「しんせつ玉」「みつけ玉」をみんなが持っていることを話されました。
校長室の表にはポストがあり、がまんしたよということなど、手紙をくださいね…
在校生の2年生のメッセージと合唱。指揮者は女子で、かっこいいという声が新入生から聞こえました。
さて、午後は市立尼崎高校の入学式へ。
校内に入るのは初めてで、すれ違う在校生のみなさん全員が先に「こんにちは!」と声をかけてくれます。
甲子園の高校野球の出場校と応援している沖縄県の代表校の色紙やサインボールなどが飾られていました。
校長先生は、自主的に選んで入学したのだという自覚を持つことを強調されました。
そして、「3つのC」―Challenge、 Consider、 Control をめざしてほしいということを話されました。
新入生代表は女子生徒。
しっかりと決意を述べられました。
足元をみてスリッパなのには驚きました。
先生や他の議員さんなどに聞くと、むれない、におわない、安い、洗いやすい、上靴だとかかとを踏むから…
生徒の並び順は50音順で、かつてのように男子全員が先に並び、女子がその後ろに続くということがなくなりました。
学校教育について聴き、考えることや機会は常々あります。
が、こうして校内に入り、自分の目で「学校文化」を見ることでわかることもたくさんあります。