内閣府統計委員会と、社会経済総合研究所の共催で行われた、シンポジウム「震災復興と統計―統計の果たすべき役割とは?」に参加して学んできました。
新橋駅から10分程度歩いて、航空会館をみつけることができました。
定員は170人で、会場はぎっしり。かなり早い時期に定員に達し、たくさんの希望者をお断りされたそうです。
専門家による講演にパネルディスカッション、そして質疑応答です。
質疑応答では、いっせいに手が挙がり、●●データバンク、内閣府、厚生労働省、総務省、大学の方が、質問というよりも持論やまとめをはなされて、これにも驚きました。
私は、避難所での女性の状況はまず一人ひとりの声を聴くことからとしてきました。
その中から共通することや、年代や地域などでの特徴があるかどうかなどを、印象や感想としてまとめておりましたが、現状の課題を克服する政策立案には、公的統計は欠くべからざるものであると、今日のフォーラムに出て実感しました。
尼崎市は気仙沼市に長期的な支援をするとして、実際、職員や専門職が継続して気仙沼市で活動しています。
日々の役所業務のサポートも大事ですが、復旧から復興に向かおうという今、まちづくりへの政策立案のためにも、震災前後の市民やまちの状況を、統計によって把握すれば、それが、尼崎市にも役立つのではないかと考えました。
参加された教授たちとは、終了後少しの時間、話す機会があり、特に女性の視点、男女共同参画の視点による復興に関して、私のいま考えていることなどを聞いてくださいました。