尼崎市消防署の救急搬送に関する報道について

尼崎市消防署の救急搬送に関する報道について、8月13日、議員にメール添付で報告がありました。

新聞、テレビの報道と、消防局からの報告と、一部異なっているとの印象を受けますが、交通事故によりケガをされ、またその結果、陽性がわかった方が、回復されますように。

成人しているご子息にかわり、消防局へ陳情されている当事者のお父様はご子息の思いを聞いた上で事実検証を望んでおられるのでしょうか。

関係職員の処分まで望んでおられるとは…。

下記は消防局からの報告を須田が要約しました。 

⚫︎8月5日(金)23時52分、交通事故の通報で、中消防署 救急隊出動。
ケガ人は20歳代男性。(仮にAさんとします。新聞報道では21歳男性・大学生・神戸市在住)

⚫︎搬送先の医療機関で、検査したら、コロナ陽性が確認され、診察が不可になる。

⚫︎救急及び医療体制の状況、Aさんの状態、症状から、救急隊長は、
「居住地である神戸市に戻り、保健所が選定する医療機関を受診してはどうか」との提案をし、Aさんは承諾した。

⚫︎同意のもと、事故現場まで搬送し、同居の親族に連絡を取り、救急隊長から事情説明と迎えの依頼を行い、現場を引き揚げた。

⚫︎約1時間後に、Aさんを迎えに来たA父親から「症状が悪化している」との119番通報があり、中消防署の別の救急隊が出動し、市外の医療機関へ搬送した。

⚫︎8日から12日にかけて
Aさん父親から
市消防局及び中消防署に対して、「搬送先医療機関で傷病者である息子のコロナ陽性が確認されたため、診察されなかったにも関わらず、救急隊は別の病院を手配せず、十分な説明もなく、息子を交通事故現場に戻し放置したことは業務放棄であり、従事した救急隊員に対する処分を強く求める。」との陳情があった。(議会への陳情ではなく行政機関への陳情)

⚫︎中消防署から父親に対し、
ケガ人Aさんの承諾や同意があったとはいえ、結果として骨折が判明したことについて、繰り返し謝罪。

⚫︎活動した救急隊員に対する処分の検討は考えていないとの回答を行った。

この報告に先立った12日夜からのマスコミのネットニュースは以下となります。

毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20220812/k00/00m/040/406000c.amp
神戸新聞
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202208/0015549988.shtml
朝日新聞
https://www.asahi.com/amp/articles/ASQ8D7V7FQ8DPIHB02G.html


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