尼崎市議会議員に対するマスコミ報道

マスコミ報道でご存じのことと思いますが、尼崎市議会で大問題となっているのは、「日本維新の会」(現在は離党)光本圭祐(みつもとけいすけ)議員による政務活動費(公費)の不明瞭な入・出金や私文書偽造です。

私は当事者光本議員や維新の会の尼崎市議会議員9名とは、直接、話していませんので、現時点では、6月14日に開催された会派代表者会に出席した議員の話や報道から情報を得ているのみです。

① 維新の会の幹事長である光本議員は、会派に支給される「政務活動費」から、現金を会派の職員に引き出させ、パソコンの購入や会派広報紙の費用として、受け取った。
② 販売したとされる事業所に支払われたり、事業所から返金されたことを証明するものはない。光本議員は政務活動費から現金を受け取っていたが、年度末に返金された。
③ 政務活動費で購入したという会派用パソコンは、大手量販店の納品書を光本議員が提出していたが、偽造されていることが量販店からも証明された。これは私文書偽造罪となる。
レシートでは、商品の一部は自宅に送られている。
④ 維新の会の議員には、知らせず、合意もないのに、維新の会派の口座から、別口座に政務活動費250万円を移している。
⑤三井住友銀行の入・出金記録も改ざんされている。

各新聞、テレビのネット報道で私が読んだもの

■神戸新聞
6月10日 22時記事
6月14日 19時記事
6月15日 22時記事

■朝日新聞
6月14日 21時記事
6月15日 19時記事

■毎日新聞
6月14日 21時記事

■NHK
6月15日 14時記事

■デジタル朝日
6月17日 20時51分記事

身を切る改革、と常日頃、動画や街頭で発信していた議員が、なぜ、違法になるとわかりきっている政務活動費を不正に扱っていたのか、また、維新の会の尼崎市議団内部の会計処理はどうしていたのか。(維新の会尼崎市議団から報告書は、会派代表者会に提出されました。)

現議長、副議長は、厳しい態度で、本人はもちろん、維新の会の尼崎市議によるさらに詳しい調査報告を要求されています。

また、市民オンブズ尼崎から、議長へ真相究明を求める申入書もだされました。

6月議会真っ最中です。先週、30人の議員による一般質問があり、今週は5常務委員会で、須田和は文教委員会に出席、来週は総合計画特別委員会に出席します。

28日に本会議は閉会予定で、7月には、議長、副議長等の役員改選の臨時議会が始まります。

【追記】
2022/6/20 11:00(最終更新 6/20 17:06)と朝刊紙面
政活費600万円 不可解な動き 複数回の入出金、元維新市議、虚偽説明でポイント取得も市民オンブズ住民監査請求

6月21日から23日は、第3委員会室で、尼崎市議会総合計画審査特別委員会です。

須田和は副委員長。傍聴はまず議会事務局でお手続きください。


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