2020年3月20日付 稲村市長のメッセージ

3月21日(土) 【その1】昨夜20日の発表で、新型コロナウィルスに感染された市民がおひとり増えました。
イギリスから帰国した20代男性。

尼崎市ホームページ >>

すべての感染者情報はプライバシー保護のため、発表の際は番号で扱われますが、それぞれが生活している、誰かの大切なひと、親、子ども、姉妹兄弟、先生や生徒、なかま、親友・・差別のない、そして未知ゆえの怖れがない病だったら、どこの誰に回復の願いやサポートを届けたらよいかがわかるのに・・患者やご家族、働いている場所などを明かすことができないのは、心ない風評、差別、中傷があるだろうから
悲しいことですね。

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20日付稲村市長のメッセージは
https://www.city.amagasaki.hyogo.jp/1009441/1020284.html


市民のみなさまへ

新型コロナウイルス感染症について、尼崎市在住で、海外留学から帰国された方の感染が確認されました。
海外から帰国された方は、その後2週間は健康状態に留意し、咳や発熱等の症状が出た場合には「尼崎市帰国者・接触者相談センター」に相談いただきますようお願いします。

保健所においては、集団感染が発生している伊丹市内デイケア施設関連のケースも含め、速やかに、感染された方の濃厚接触者等を調査、特定するとともに、必要な方や施設には個別に連絡を取り、健康観察等を実施しています。
今後も感染拡大防止に向けて全力で対応していくとともに、迅速な情報発信に取り組んでまいります。

3月19日、国の新型コロナウイルス感染症対策専門家会議より、対策の状況分析と提言が公表され、以下のように述べられています。

基本戦略の柱は(1)クラスター(集団感染)の早期発見、(2)重症者への集中治療の充実、(3)市民の行動を変える、の3点。
現在、国内の感染状況としては引き続き持ちこたえているが、今後、感染源の分からない患者が増えると、それが爆発的感染につながりかねない。そして、そのリスクは人が密集し、都市としての人の出入りが多い大都市圏の方がより高いと考えられる。
「(1)換気が悪い密閉空間、(2)人が密集している、(3)近距離での会話や発声、という3つの条件が同時に重なる場所や場面」を避けることが極めて重要。
現時点で、尼崎市内において、感染源が分からない患者が増えている状況にはありませんが、専門家会議からの提言を踏まえ、引き続き感染予防対策を進めてまいります。
収束までには一定の時間を要することを想定し、市民生活への影響等とのバランスを図るとともに、専門家の見解、市内や近隣市での感染拡大状況などを注視しつつ、対応してまいります。

市民の皆様におかれましては、
「こまめな手洗いや咳エチケットの徹底」
「発熱等の風邪症状がある場合は外出を控える」
「密閉、密集、密接の3点が揃うことを避ける」
などの感染予防を徹底していただきますよう、ご協力をお願いいたします。

尼崎市新型コロナウイルス感染症対策本部長
尼崎市長 稲村 和美

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(1)換気を行う(可能であれば2つの方向の窓を同時に開ける)
(2)人の密度を下げる(互いの距離を1、2メートル程度あける)
(3)近距離での会話や発声などを避ける(やむを得ない場合はマスクをつける)

これをちゃんとして、今日も過ごしましょう。


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