スペシャルオリンピックス

ヒューマンアカデミー(尼崎市の民間団体)主催の講演会。

「スペシャルオリンピックスから学んだこと 可能性への挑戦」というテーマで細川佳代子さんのお話を聴きました。

細川さんは元総理の妻で、認定NPO法人スペシャルオリンピックス日本名誉会長を務めておられます。

http://www.son.or.jp/

アメリカの故ケネディ大統領の妹が自分の姉が知的発達障害者であったことから、知的発達障害のある人たちが、スポーツを通じて社会参加ができるようにと「スペシャルオリンピックス」を設立したこと、活動を通じ、知的発達障害のある人たちの可能性を実現し、社会の否定的な固定観念や差別的態度を変えるという創始者の意志が広がっていったこと。

細川さんが熊本でその参加者と出会い、熊本で大会を開いたこと、ボランティアとして、応援する人や参加する人、その家族との出会いや熱い思いを、はっきりとわかりやすい発声、そして身ぶり…個々の価値観や考え方は違えど、会場の参加者が想いを共有することができた講演でした。

「なにかしたいと思われた方は、なにができるかを考えつくまで今日は眠らないでください」と締めくくられました。

尊敬する知人のお嬢さんが、スペシャルオリンピックスに参加されていること、その様子を毎年の年賀状で知るようになって数年。

11月には大阪で2010年第5回スペシャルオリンピックス日本夏季ナショナルゲーム・大阪が開催されるそうで、ボランティアの説明会などは始まっているとのことでした。


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