11時から、武庫地区会館で、武庫会の新年賀会が行われました。
式典と懇親会で、市長や局長も最後まで参加され、武庫地区の地域を支えておられる方たちと懇親されました。
それから私は、市バスと阪急電車で宝塚市西公民館へ急ぎ、「宝塚・語りつぐ震災フォーラム」に参加しました。
朝、facebook で、俳優で、認定特定非営利活動法人 阪神淡路大震災「1.17希望の灯り」代表の堀内正美さんが、「・・・基調講演とコーディネートします、おひまな方はどうぞ」と発信されているのを読んで、知りました。
コーラスで「宝塚市歌」「ジュピター」「翼をください」を聴いて、中川智子市長の挨拶。
阪神淡路大震災での被災と支援活動、東日本大震災の被災地への支援活動、そして「語りつぐ」という語を使った想いを語られました。
堀内さんは、幼少、学生闘争、そして俳優、お子さんのアレルギー症状から転地を勧められ東京から神戸に移ったこと、そして震災時にご自身が見聞きしたこと、その後の活動・・を、ユーモアを交えながら、大切なことを整理しながら語られ、会場も、真剣だけれども笑いの多いという状態でした。
パネルディスカッションは宝塚NPOセンターと宝塚市の主催で、参加者は私が最初に数えたときは、60人くらいでしたが、手話通訳と要約筆記(パソコン)もあり、設営や受付の市職員の接遇も、客席の未知の人どうしが、顔を見合わせて笑い合ったり、休憩時間に声をかけたりと、非常にあたたかいフォーラムでした。
堀内さんは、お話しながら何度も壇から降り、参加者や市職員に話しかけ、参加者席と登壇者一体となった場をつくられたからだと思います。
真剣に話し、困難な課題がまだまだ多いテーマですが、それをしっかり考えた上で、笑顔で会場を出られる方が多いのが印象に残りました。