小田公民館で、尼崎市医師会主催「尼崎禁煙市民フォーラム」に参加しました。
司会、挨拶、座長、パネリスト、コメンテーターはみなさん市内のお医者様。
講師が、「おばあちゃんの原宿」として有名な巣鴨のとげぬき地蔵尊 高岩寺の住職 来馬明規 師。
このうちわのマークと同じオリジナルの禁煙マークが法衣にもちりばめられています。
開会前に、おひとりで壇上にあがられ「ただいま、マイクのテスト中、本日は禁煙なり」と笑わされました。
1987年に医大を卒業され、山形県公立病院、ふたつの医科大学で研究員、そしてアメリカ、東大研究所、2005年に住職になられました。
禁煙学の実践、循環器・一般内科が専門、寺から境内、そして商店街への禁煙を広げていった過程、本山永平寺の全面禁煙への取組、また、アフリカのマラウィでは幼い児童労働によってたばこの葉がとりいれられ、子どもの体内へニコチンが吸収、蓄積されていることなど1時間、話されました。
パネルディスカッションは、「吸わない人にも怖いタバコの煙」をテーマに、自らもヘビースモーカーであったのに、禁煙したという医師会会長で小児科の高原先生、浜小学校で禁煙教育に取り組む養護教諭 小島先生、西宮北口で「完全禁煙ビアカフェ」を営む服部さん、そして住職 来馬師が語られました。
司会の合志先生、座長の長谷川先生、県立尼崎・塚口病院の藤原院長、そして尼崎市の三木医務監ら、専門家も交えて、知識をたくさんえることができ、また尼崎市医師会の禁煙に向けての熱い取組を知ることができました。
小田公民館にはこんな展示が。
わかりやすく、人目をひきます。
「民館」あえて「公」の字をとっている、この1枚のポスターからも、この館の市民参画度が高いことがよくわかりました。